2003年09月06日作成 --->09月16日更新!!
インドに行ってきたよ!!旅行記。。。完結するかなぁ?
2003年9月インド旅行の写真
9月1日(月)
AM8時ごろ、名古屋空港に着いた。国際線の出発ロビーに向かうと、JTBカウンターのほうから声がかかる。
え?何でと思うが、旅行トランクにJTBのシールが張ってある。あぁ、これか。
今回は、インドのデリーに行くのだが、名古屋からの直行便は無い。
ので、シンガポール経由で行くことになる。トランジット。初めて。
当然、一日に2度の離陸が味わえる。うーーん、なんかお得!!
なんだかんだで、シンガポール航空の飛行機に乗る。
なんと、満席。平日なのにね。シンガポールって、人気あるんだ。。。
ん?座席には、モニターが設置されている。
こんなの、ビジネスクラス以上かと思っていたが、ここは当然エコノミー。飛行機も変わるもんだね。
このモニターには、機内にある、大型モニターの表示や、映画、ニュース、ファミコンまであった。
操作は、肘掛に内蔵されている、コントローラーのようなもの。どうやら、電話までかけられるみたい。
最初の一分が、US6ドルぐらい。こんなの使う人いるんだろうか??
映画やニュースは、シンガポール航空。すべて英語で、字幕は、中国語??結局、ゲームしかできなかった。。。。
シンガポールまで約6時間。日本との時差は2時間30分。到着時間は、シンガポール時間で、15時40分。
ここで、3時間待ち。うーーん。
ということで、シンガポールに到着。でかい!!きれい!!しかし、3時間の時間をつぶすには。。。
お土産を買うわけでもないし、暇。腹が減るけど、持ってるのは、¥だけ。US$もS$も無い。
トランジットだけで、両替するのももったいないし。
でも、物は試しで、¥使える?と聞いたところ、お釣りは、S$だったけど、OKとのこと。
日本強し!!腹がふくれたら、次にやることは、本屋さん。しかし、残念ながら、無修正ものは無い。さすが、中国系。お堅いですね。
ということで、何とか3時間経過して、本日2度目の離陸。アー、この加速感はいいね。
さすがに、日本人の姿は見えないし、ターバン巻いた方々や、口ひげを生やした方々が多くいる。
なんか、誰しもが、フセインみたいで、不信感を抱かせる顔をしている。
こんな人たちがいる国って、不安感が少々。。。
そんなこと関係なく、飛行機は、離陸。なんと、デリーまでも、約6時間。
えと、シンガポール時間で、18時40分発で、6時間後は??24時40分。
シンガポールとデリーの時差は、1時間。日本とは、計3時間半。つまり、日本時間では、デリー到着は、
27時40分。(午前3時40分!!)眠いよね。こりゃ。
なんとか、デリーに到着。
早速、入国審査。特に何の質問も無く通過。次は、問題の、荷物受け取り。
今回、シンガポールで、荷物は受け取ってない。つまり、名古屋で預けて、このときまで航空会社に預けっぱなしになっている。
ちゃんと着いているのか心配。
その予想は的中したのか、待てども待てども、流れてこない。。。
まじ???と思ったのもつかの間、すでにベルトコンベアから下ろされて、転がっていた。。。ほっ。
と、次は、両替。1ルピーが、約2.5円。いったいいくら使うのか??
とりあえず、2万円を両替。手数料引いて7350ルピーが出てきた。まず目に付くのは、50ルピー100枚の束。
うーーん、成金な気分だね。そんなこと言ってられない。枚数を確認しないと。周りはすべて疑え!!そんな雰囲気が漂うデリー
空港だった。
あ、忘れていたけど、デリー空港、これが国際線か??てな感じ。明らかに、名古屋よりも小さいし、お世辞にも、きれいと言え
ない。それに、早速、トイレに行くと、歓迎してくれたのは、インド式のトイレ。大きいのは、ホテルでする&おなかは絶対に
壊せないと誓った瞬間でもあった。
ということで、いよいよ、入国へ。JTBのガイドを探すと。。。すぐに見つかったけど、
「遅いですね。Hさんは25分も前に出てきましたよ」とのこと??
誰??
と見ると、女性の方が一人。え?一人で参加??
とりあえず、ガイドに連れられて、空港を出る。しかし、ドワ!!っと、囲まれることも無く、車に乗ることができた。
そのまま、ホテルへ。
町は、街灯も少なく、よくわからない。しかし、少なくとも、ちょっと出てみようか。と軽く思える雰囲気ではなかった。
この町に、泊まれるホテルなんてあるのかな??と思っていたが、
道路から、50mぐらい奥にホテルはあった。
その50mが、何かの入り口で、入り口側と出口側ではまったくの別世界が広がっていた。。。
ホテルは、「マリオット」確かにきれい。と、そんなことを考えている余裕はあまり無かった。
なんてたって、日本時間では、午前4時ごろ。とりあえず、寝た。
9月2日(火)
出発時間は、8時30分。そのため、7時の起床になった。まず目が覚めて、カーテンを開けてみる。。。
。。。。。なにこれ??(インド旅行写真 マリオットの裏をご覧ください)
昨夜は、暗くてよく分からなかったけど。。。こんな高級ホテルのすぐ裏が、
荒地で、その向こうには、草原が。。。手前には、牛さんがうろうろ。。。
すごいところに来たな。。。。
とりあえず、出発の準備。今回の旅行は、毎日泊まるところが違う。
つまり、毎日旅行カバンにすべてしまわなければならない。めんどくさー。
昨日の女性(Hさん)を誘って、朝食へ。基本的に朝食は、どこの世界も同じ。
安心して食べられる。しかし、生水、生野菜、皮のむいてあるフルーツetc。。。
火の通してないものは食べてはいけない。
朝食といえば、牛乳、ヨーグルトは定番。そこでインドといえば、ラッシーが有名。
(ラッシー:ヨーグルトを水で薄めたもの。砂糖入りや、香辛料入りがある)
でも、怖くて、なめる程度しかできなかった。でも、普通の飲むヨーグルトだったような。
Hさんの話を聞くと、よく一人で、旅行に出かけるそうで、インドも、ただ、行きたかったから。
僕らから見ると、え!一人で、インド!と思うけど、いろんな人がいるんだな程度のこと。
ただ、結構英語はできる様子。この力に助けられることになるんですが。。。
忘れ物の無いことを確認して、チェックアウト。早速、観光に出発。
車は、トヨタのクオリス??(日本では、旧マークUワゴンの名前だが、こいつは、実用的なプラドって感じ)
まず向かう先は、「インド最古のイスラム遺跡/インドで最も高いクトゥム・ミナール塔」である。
改めて、ガイドさんの自己紹介。モイン・カーンさん。すごく分かりやすい日本語を話してくれる。
しかし、カーンさんをはじめ、口ひげを生やしている人が多く、見慣れてないせいか?区別がつかないし、
すべてが、フ○インに見えて、不信感がわいてくる。。。うーーんだめだめ、差別だよね。
そして、町並み!!ヒンドゥー教だから、牛と猿は神聖な生き物だし、
そして、生き物は大切にする国柄とは聞いていたけど。。。。
野良牛がいっぱいいるんですよ。他に豚、いのしし?、犬。
牛が、道の真ん中だろうが、車が多数行きかっているさなかでも、のんびりと座り込み、寝ている??
人々も、それが当たり前に、よけていく。
デリーという首都でも、メインな道は、舗装してある。しかし、その道端は、未舗装で土が見えている。
そこに、水溜りがあったり、ごみの山があったりする。そこへ、豚さんたちが、、、、
そのすぐ前で、屋台で食べ物を売っていたり。。。。
なんか、車から見ているだけなので、窓ガラスの向こうが、TVか映画のセットみたいに感じる。
まったく現実感が無い。ホントにインドに来ているの??って感じ。
それほど、日本の環境からかけ離れた環境でした。
また、牛さんのいる道路は、歩行者、自転車、三輪車、オートリクシャ(オート3輪)、バイク、車、そして、ロバ車!?
とさまざまな車両?が走っている。車線は一応あるんだけど、適当。
僕らの車のクラクション、パッシングが休む暇なく仕事をしていた。
いろいろ走っているので、いつぶつかってもおかしくない。すごい車両感覚。
普通の日本人は直線道路を走ることも困難だと思う。
また、意識過剰かもしれないが、町の人々がこちらを見ていることが多い。
日本人が珍しいのか??なんか嫌な気分であった。(確かに、旅行中観光地以外で観光客を見ることは無かったけど)
外の景色に見とれているうちに、クトゥム・ミナールに着く。
いつも思うのだが、歴史的遺跡を見るときは、その歴史背景を知っておくと感動もひとしお
と思うのだが、、、、やったためしがない。
その場その場のガイドの説明を理解しなければならない。
それでも、初めて見るものなら、感動もあるが、タイ、中国と見てきている僕は、
またかという感じ。申し訳ないが、町中の方が、カルチャーショックを受けましたね。
その後、フユマーン廟。ちょっと汚いタージマハールって感じです。形のイメージはおんなじ。
しかし、こっちが先に建てられているので、タージの原型といえる建物。
そして、インド門。世界2次大戦の戦没者の為に建てられたもの。戦没者全員の名前が書いてあるそうです。
最後にラージカート。ここは、雰囲気が違います。きれいな公園のよう。
ここに入るには、靴を脱がないといけません。その先には、かの有名な「ガンジー」さんのお墓がある。
今までの観光地に観光客の姿はまだらだったけど、ここは、多く見かけたし、インドの方々も多く見られた。
今でも、尊敬されているんだなと思った。
さて、昼食です。。
タンドリー料理です。
タンドリーとは、つぼ型の釜に香辛料で味付けした鶏肉などを入れて焼く調理法です。
有名な「ナン」もこの中で焼きます。そのときの料理が、インド旅行写真 ザ、カリー等をご覧ください。
正直な感想は、まずくは無い。普通に食べられる。というより、全てではないが、おいしい。
今までの、タイや、中国は、正直、おいしくなかった。
これはすごいことだ。食事の時間が楽しみになった。
食事が終わると、次の観光地「アグラ」に向けて移動。約200kmもある。約4時間かかるとのこと。
え?確かに、トヨタの車、乗りごごちは悪くない。しかし、短時間に限っての事。長時間の移動になると。。。。
つらいものがあった。寝るにも、なんかもったいないし。それ以前に、クラクションの応酬で寝れやしない。
この移動は、毎日ある。ほぼ、3角形に観光地が点在しているので、毎日200kmの移動。なんか座ってばかりの
旅行という感じ。
移動の途中、高速を走ることになった。ふーーん、インドも高速あるんだ。
と思っていたが、ん??人は歩いているし、らくだ車や、逆走してくる車までいる。
ホントに、高速??
さらに、ドライバーさんは、急いでくれているのは分かるが、目の前の車は全て抜く!
という感じで、クラクション鳴らせっぱなし。よく喧嘩にならないなぁ・・・
と思っていたら、料金所が来た。ホントに高速だったんだ。。。。お金を払う意味が無いと思うけどね。。。
2時間が経過、途中でPAみたいなところで休憩。
驚いたことに、僕らが来ると、部屋の電気と、天井の扇風機?を動かす。
何か飲み物は??コーラ、コーヒーなどなど。安心できるコーラーを頼んで、トイレに。
入り口に人が立っている。ニコニコ。ナマステと軽く挨拶。
普通に小をする。洗面所に移動すると、蛇口を開けてくれる。
「ジャパニーズ?」「イエス」すると、「コンニーチハ!!」
手を洗い終わると、ペーパータオルを渡してくれる。水にぬれるとくちゃくちゃになってしまうが。
その後、当然のごとく、チップを要求してくる。10ルピーを渡すと、にこにこ。
うーーん、こんなサービスいらないのにね。
後で、聞くと、女性のHさんも同様のサービス?があったとのこと。
男性が中にまで入ってきたと。。。。うーーん。
さて、コーラは??なんか炭酸が弱いし、ぬるい感じがする。ストローも、なんか薄くて、
吸うとひしゃけちゃう!!それに、折れ目があったりする。ん?中古?
店内には、みやげ物とともに、お菓子なども売っていた。そこには、メントスと、プリングルス。どこにでもあるなぁ。。
安心して食べられるけど。。ね!
再び、2時間揺られて、アグラにつく。今日のホテルは、ムガールシェラトン。
やはり街中とのギャップはあい変わらずすごい。
夕食は、バイキング方式。カレーをたらふく食べる。
でも、豆類より、やはり、チキンや、マトンのカレーのほうがおいしい。
部屋に戻ると、すごく眠い。
なにやら、この夜は、停電や、お湯が茶色だったとかいろいろあったようだが、僕は夢の中。。。お休み。
9月3日(水)
朝、5時半。早く寝た分、早く目が覚める。気持ちいい!!
早速、お風呂。お湯を張る。外の景色を見ながら。。。(ここの中庭は結構きれい!!しかも、タージの頭も見えた!!)
どうかな??と見に行くと、見事に茶色。
そー言えば、昨日なんか言ってたな。。。Kが。あれはホントだったのか!!
しかし、気持ち悪いし。。。飲むわけじゃないから。いいやということで。どっぷりつかりましたよ。
しっかりシャワーを浴びて。。。(このシャワーも溜まると茶色いんだろうけどね。。。)
さて、朝食食べて、チェックアウトして、観光へ。。。
今日は、メインイベントでもある「タージマハール」です!!
この観光地は環境にも気を使っており?車でいけるのは、約1キロ離れた駐車場まで。
そこからは、歩くか、電気バスでの移動になる。
さらに、貴重品以外の持ち込み禁止。食べ物、タバコ、火気類、電子機器全てだめ。カメラは、お金払えばよし。
この話を聞いて、デジカメは??と思ったが、どうやらカメラとして扱ってくれるらしい。ほっ。
ということで、駐車場に到着。航空券引換券と、パスポートだけをカバンに入れて乗り換え。
当然、電気バスでいく。出発までちょいと時間があった。この時間を見逃すわけが無い。
ちょっとでも窓を開けていたら、手が入ってきて、安いよ安いよ!の連呼。あーうっとしい!!
ようやく出発。よく考えてみると、電気自動車である。日本でも乗ったこと無いんじゃ。。。ないよなぁ。
インドって進んでる??
と。タージに着く。
と入り口に、空港みたいなゲートが。ぴ!と鳴ったら、横で荷物検査。何だここは??
どきどきしながら僕の番。ゲートで引っかかったか忘れたけど、カバンは開けろと言われた。
僕のカバンは、チャックが3つある。英語で言われてもよく分からないので、自ら、チャックを指しながら
ネクスト??と聞いていた。答えは、イエス。全て開けられた。空港でも、そんなこと無いのに。。。
みんなそうだったみたい。と思いきや、もうひとつゲートが。。。。暇なのかい!!
同じことが繰り返された。
逆に言えば、インドの方にとって、
いかに、タージマハールが大切に思っているかと言うことが分かるエピソードだなと思う。
その甲斐あって、入って見ると。。。
うっわーーーおおぉぉぉ w(*・o・*)w
皆さんも体験あると思いますが、たいていの観光地の紹介写真って、一番いいときの写真、いいところの写真
であって、実際訪れてみると、なーんだ、と思うことが多々あると思います。
しかし。
タージは裏切りませんで!!
ホント、教科書の、ガイドブックのままなんです!!これには感動しました。
(ぜひ、写真、動画をご覧ください)
街中とはうって変わって、ごみひとつ無く、(ま、あれだけ持ち物チェックされたら、ゴミになる物もないけどね)
庭が、川?が、建物が、整然と存在していました。
見ていて、飽きません。と言うか、いつまでも見ていたい気分にさせられます。。。。
と、ここで、話は少し戻って、タージに入るちょっと前。
一眼レフカメラを持ったおじさんたちが大きな木の下で数人座っていました。
当然のごとく話しかけてくる。
「タージマハールの記念写真撮らない??僕たちはずっと、ここで撮影しているから、
ポイントも分かるし、失敗もないよ。ほら!」(みたいなことを話してくる)
と、サンプル写真を見せられる。確かに、いい写真ばかり。ここばかり撮影しているってのも、バカにはできない。
さらに、100ルピーでいいと言う。えーと、250円。特に高いわけでない。
それ以上にしつこく、OKしないと,先に進めない感じだった。と言うことで、OK。
と言うことで、時間は進み、先ほどの感動の場面へ。。。
カメラマンの案内で、少しタージに近づき、ベンチのある場所に。
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